2019年1月2日水曜日

旧帝国陸軍輸送部_船舶司令部 (慰霊碑) 日清戦争から広島原子爆弾の海上搬送の拠点





広島宇品港には陸軍の船舶および鉄道輸送を統括する陸軍運輸部が置かれた。広島県県令(県知事)千田貞暁が広島県を一大軍事基地した。宇品港を1889(明治22)年に完成させた。船舶司令部は極秘任務のために暁部隊と呼称された。海上特攻の陸軍海上挺身隊として広島原子爆弾の救護に任務した。
 宇品港は、1945年8月16日午前8時15分に投下された広島原子爆弾が炸裂した爆心地から約4km離れて大被災から免れた。直ちに、多数の被爆者が船舶司令部に殺到した。午前8時50分に、被爆者の救護は似島の第二検疫所に護送を指令した。甚大な被災を受けた広島市内に、暁部隊を派遣した。