海上挺進隊戦没者慰霊碑
江田島の幸ノ浦海岸に建てられた海上挺進隊戦没者慰霊碑。1945年8月15日に幸ノ浦にいた海上挺身隊の特攻たちは、水上特攻の訓練を受けた。彼らは1945年8月6日に広島原子爆弾の投下と炸裂による未曾有の惨劇に至近距離で遭遇した。江田島の第十教育隊は上陸用船艇で広島宇品に向けて午前11時頃に出港した。当日の直後から被爆者の救援に獅子奮迅の救護した。第十教育隊の救護地域は、現在の原爆ドームがあった産業奨励館であった。8月6日深夜に爆心地から宇品港までの道路が貫通して、中継地の救護所まで当日だけで生存者の約8,000人をトラックで運搬した。爆心地周辺で救護と復興活動をした海上挺身隊は広島原子爆弾から重篤な原爆症に罹患した。
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